一級建築士試験の設計製図試験を独学で一発合格した時の製図用具を紹介します

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一級建築士

こんにちは、独学家(セルフ・ラーナー)のKuroです。

このブログでは、独学での大学受験や資格試験、海外留学についてのノウハウを発信しています。

こちらの記事では、一級建築士試験の学科・製図ともに独学で一発合格したKuroが、製図試験を受験した際に実際に使用した製図用具、について紹介します。

はじめに

製図試験を受けるにあたり必ず用意しなければならないのが製図道具です。

世の中には様々な製図道具が溢れていて、製図試験へ挑戦するにあたってどの製図道具にすればよいのか迷う方も多いと思われます。

そこで、こちらの記事では、一級建築士試験(製図)に独学で合格したブログ主のKuroが実際に使用した製図道具を紹介します。

Kuro
Kuro

製図道具を選ぶ際は、ストレスなく描けて、完成した図面の見た目がきれいなもの、を選ぶのが良いでしょう。

では、いきましょう!

平行定規

平行定規(製図板)は「マックス 定規 平行定規 軽量タイプ A2サイズ MP-400FL2」を使用しました。こちらを選んだ主な理由は、最寄りの製図用具店で最も軽かったからです。

Kuro
Kuro

私は当時、海外駐在していたため、海外に持っていくのに軽い方がいいという理由で選びました。

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特段不自由なく使うことができ、後悔は全くしませんでした。

なお、製図試験を受験するために駐在していた国から日本へ一時帰国した際、預け入れた際に乱暴に扱われたためか、製図板の定規を止める金具が少し壊れていることがわかりました。そのため、試験前日に自力で修理する羽目に…。このように、過去に不具合が生じてしまったものもありますので、平行定規は中古ではなく新品の購入をおすすめします。

製図用シャーペン

製図用シャーペンは「ぺんてるグラフギア1000」シリーズを使用しました。芯の太さは0.3、0.5、0.7の3種類を用意しています。

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また、記述用に「ぺんてるシャープペングラフ1000フォープロ0.5㎜」を使用しました。

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これら4つのシャーペンを使用して、製図と記述こなしました。各々のシャーペンを用いた書き分けはこちらとなります。

  • 0.3mm製図用シャーペン:補助線、窓枠
  • 0.5mm製図用シャーペン:製図全般
  • 0.7mm製図用シャーペン:柱
  • 0.5mm記述用シャーペン:植栽、要求室名、記述

主に0.5mmの製図用シャーペンを用いて製図し、0.3㎜と0.7㎜は補助的に使用していました。0.7㎜シャーペンの用途は柱を描くことだけでしたので、必須アイテムではないと思います。

また、私は少し筆圧が強いため、シャーペンの芯はいずれもBを使用しました。特に折れにくい芯を選びたかったので、「ユニ替芯Hi-uni 0.5m/m芯【B】」を使用しました。

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フリクションペン

製図と記述以外は全てフリクションペンを使用しました。書いた線を簡単に消すことができ、大変重宝します。青とオレンジの2色を用意して、エスキスにおいては柱を片方の色、その他をもう片方の色で描くなど、使い分けて使用しました。

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また、問題用紙の重要な点にラインを引く際も、こちらのフリクションペンを使用しました。しかし、フリクションペンではあまり目立たず、折角ラインを引いたのに見過ごしてしまう可能性があるため、本来はマーカーを使用するべきだったと思っています。

Kuro
Kuro

赤ではなくオレンジ色としたのは、単に私がオレンジ色好きだからです。特に深い意味はありません。

三角定規

三角定規は「バンコ 三角定規45°テンプレートプラス」一択です。

こちらは持ち手が付いていて使いやすいことと、テンプレート機能も備わっているため柱や什器も描くことができます。

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また、これと併用して使ったのが「ウチダ フローティングディスク」です。最初はフローティングディスクを使用せずに製図していましたが、シャーペン芯のカスが三角定規の圧力で製図用紙についてしまい、汚くなってしまうことがわかりました。こちらをバンコに張り付けて使用してみると、答案用紙をきれいに保つことができ大変重宝しました。

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消しゴム

消しゴムは「トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノダストキャッチ EN-DC」を使用しました。

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消しカスが纏まるため、後に紹介するパソコンブラシを使用する回数が減ることと、消しカスが原因で答案用紙を汚してしまうことを防ぐことができます。

また、私は試験本番用に新品の消しゴムを用意しました。使用中の消しゴムはどうしても先っぽが丸くなってしまい、細かい点だけを消したいのに周辺も合わせて消してしまう恐れがあります。新品の消しゴムを用意することにより、消しゴムの角を利用して細かい記載ミスだけを消すことができるのでおすすめです。

ドラフティングテープ

ドラフティングテープは「3M スコッチ マスキングテープ ドラフティングテープ カッター付 紙箱入り 12mm×30m」を使用して、答案用紙を平行定規に貼るために使用しました。

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こちらのメーカーでなければいけないという理由は特になく、ドラフティングテープであれば、どこのメーカーのものを使用しても良いと思います。

製図用ブラシ

製図ブラシは「シンワ測定(Shinwa Sokutei) ブラシ 製図用」を使用しました。

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こちらのブラシでないといけない理由はなく、製図用ブラシであればどこのメーカーのものを使用してもよいと思います。

私は消しカスが出たときや、シャーペンの芯が弾けて散ってしまったときなどに使用していました。時間を惜しんで芯屑などを除去しないでいると、答案用紙が汚れてしまい見栄えの悪いものとなってしまうため、必ず製図ブラシで掃くようにしましょう。

電卓

最後に電卓です。

電卓は家にあったものを使用したため新たに買うことはしませんでした。どのメーカーの電卓でもよいと思いますが、少し大きくて叩きやすい方が使いやすくてよいかと思います。あと、関数電卓は使用不可ですのでご注意ください。

私が試験で使用した電卓の写真

最後に

こちらで紹介した製図用具の他にも、テンプレートや2枚組の三角定規も購入しました。しかし、バンコ三角定規に全て備わっていたため使いませんでした。

Kuro
Kuro

インターネット上ではバンコ三角定規は将来的に使えなくなるかもしれないという噂もあり、受験生は動向をよく把握されることをおすすめします。

最後に、こちらで紹介した製図用具はあくまでも私が練習と実際の試験で練習したものであり、これでなければいけないというものではありません。

いろいろな製図用具を試してみて、自分に合ったもの(ストレスなく描けて、完成した図面の見た目がきれいなもの)を見つけてみてください。

Kuro
Kuro

最後までご覧いただきありがとうございました!


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